生物学的にみたスッポンの魅力を解説します。

スッポンは医学書にも登場している貴重動物

スッポンは漢字で鼈と書きます。スッポンは爬虫類亀目スッポン科に属する淡水生の亀の一種で卵生の夜行性動物です。種類としてはスッポン、シナスッポン、キタスッポン、マルスッポン等30種類ほどいるとされています。日本では本州南部、四国、九州、海外では中国、東南アジア、アフリカ、ロシア等に生息しています。スッポンは噛みついたら雷がなるまで離れないという諺がありますが、本当にそのとおりですので、魔が一噛みつかれたら水中に手を入れてください。

 

古来から注目されていたスッポンの薬効
スッポンは滋養強壮、アンチエイジング等で有名ですが、その歴史は古く3000年前の忠僕は周の時代に王様にスッポンが献上されたという記録があります。中国古来の医学書である神農本草経や本草も網目にも記載されています。これらの書物でどのような効果があるかと紹介されたかを一部だけ解説しますと以下のとおりです。スッポンが如何に古来より健康漢方として評価されてきたかがわかります。

 

  • 益気:気力を増大させる
  • 去血熱:血中にある不要な熱をとる
  • 傷寒中風:風邪から起こる各種疫病に効果があるとされています。
  • 補陰:腎肝の機能不全による各種の病に有効
  • 虚労:心身の衰弱に良い

 

高級料理としてのスッポン

日本には7世紀末に天皇に献上されたという記録が残っており、江戸時代の書籍にもすでにスタミナ漢方食品として書物で紹介されています。現在でも鍋やスープ等で高級日本料理としてだされており、なんとフランスでも高級コンソメスープとして提供されています。